モンキーターン おつかれ示唆の恩恵は?やめどきと設定判別法

モンキーターン おつかれ示唆の恩恵は?やめどきと設定判別法
本記事でわかること
  • 「おつかれ」が出たけど、本当に全ツッパして大丈夫?
  • 設定1否定は嬉しいが、設定2でジリ貧になるのは怖い
  • 明確なやめどきが分からず、出玉をノマれて後悔したくない

モンキーターンVを打つ中で、こんな不安を感じたことはありませんか? 榎木の「おつかれ」は設定1を否定する貴重なサインですが、ホールで多用される「設定2」の可能性も残るため、これだけで盲信すると思わぬ痛手を負います。

シン

パチンコ業界歴20年の経験から断言しますが、この「設定2か高設定か」の境界線を見極めることこそが収支を分ける最大のポイントです。

本記事では、単なる設定示唆の解説だけでなく、モード推測や舟券の色と組み合わせた「設定2を回避するための具体的な撤退基準」を徹底解説。これを読めば、無駄な投資を抑え、高設定のチャンスだけを賢く狙えるようになります。

結論、「おつかれ」確認後こそ、冷静な引き際判断が勝利への鍵です。

目次

モンキーターンのおつかれ示唆と恩恵

モンキーターンのおつかれ示唆と恩恵

スマスロモンキーターンVを遊技する中で、激走チャージ終了後のサブ液晶タッチは非常に重要な情報の宝庫です。ここでは、そのセリフが具体的に何を意味するのか、そしてさらに強い示唆とどう違うのかを分かりやすく解説します。

榎木のおつかれは設定246濃厚

激走チャージが終了した画面でサブ液晶(ヘルメット部分)をタッチした際、ライバルキャラクターの榎木(えのき)が登場し、「おつかれ」という短いセリフを発することがあります。この演出が発生した場合、その台は設定2・4・6が濃厚となります。

通常、設定示唆は「偶数設定示唆」のような曖昧なものが多いですが、この「おつかれ」は設定1・3・5といった奇数設定の可能性をほぼ否定する強い根拠になります。とくに、最も回避したい「設定1」を否定できる点は、立ち回りにおいて非常に大きな安心材料と言えるでしょう。

赤ランプ点灯で偶数設定を特定

ホール内が騒がしくてセリフが聞き取りにくい場合でも、サブ液晶のランプ色を見ることで判別が可能です。榎木が「おつかれ」と発言する際は、同時にサブ液晶のランプが赤色に点灯します。

つまり、「榎木の姿」+「赤ランプ」が確認できれば、セリフの内容が聞き取れなくても設定2・4・6濃厚と判断して問題ありません。この赤ランプは偶数設定(2、4、6)であることを視覚的に教えてくれる重要なサインですので、タッチした際は画面のキャラクターだけでなく、ランプの色も必ずチェックする癖をつけましょう。

艇王セリフとの違いは高設定期待度

同じ榎木が登場し、ランプが光る演出でも、さらに嬉しいパターンが存在します。それが「これが艇王と呼ばれる私のレースだ!」というセリフとともに、ランプが紫色に点灯する場合です。

「おつかれ(赤)」は設定2が含まれるため、まだ低設定域の可能性がありますが、この「艇王(紫)」のセリフは設定4以上が濃厚となります。つまり、機械割が100%を超える高設定域が約束されるということです。

「おつかれ」が出た時点では「偶数設定であること」しか確定しませんが、「艇王」が出れば勝利への期待値が格段に跳ね上がります。同じ榎木でも、セリフの長さとランプの色(赤か紫か)で恩恵のレベルが全く異なることを覚えておきましょう。

おつかれ出現時のやめどき攻略

「おつかれ」のセリフが出たからといって、無条件でその日の遊技を全ツッパ(閉店まで打ち切ること)して良いわけではありません。この示唆は「設定1ではない」という安心感を与えてくれますが、機械割がそれほど高くない「設定2」である可能性も残されています。

そのため、重要なのは「設定4や6の可能性がどれだけあるか」と「現在のモードが良いか」を冷静に見極めることです。ここでは、おつかれ確認後に損失を抑えつつ、チャンスを逃さないための具体的な判断基準を解説します。

モード示唆がない場合の判断基準

まず注目すべきは、通常時のモード滞在状況です。「おつかれ」が出ても、深いハマりが選ばれやすい「通常A」に滞在している可能性が高い場合は注意が必要です。

具体的な判断材料として、サブ液晶のヘルメットにロゴがなく、かつセリフ演出でも「波多野:ここは負けられねぇ!(緑)」や「青島:ここからが本当の勝負よ!(赤)」といった通常B以上を示唆するものが確認できない場合、設定2の通常Aを打たされているリスクが高まります。

他に「金色の舟券(設定4以上)」などの決定的な高設定要素が出ていない限り、モード示唆が弱ければ、出玉がのまれたタイミングや区切りの良いところで撤退するのが賢明な判断と言えるでしょう。

ロゴやキラキラ有無で続行を決める

AT終了後や激走チャージ終了後のサブ液晶(ヘルメット)の状態は、続行するか否かの最大の分かれ道です。ここで「ロゴ+キラキラ」や「Vロゴ」が出現した場合は、絶対にやめてはいけません。

  • ロゴ+キラキラ: 通常B(最大天井が浅い)または天国(早い当たり)が濃厚
  • Vロゴ: 天国濃厚(1周期目でのAT当選)

これらの表示が出ている場合、早い段階でのAT当選が約束されている、あるいは期待度が高い状態です。「おつかれ」によるベースの設定の良さに加え、初当たりの軽さが期待できるため、少なくとも次回AT当選までは続行してください。逆に「ロゴなし」の場合は、一旦冷静になって他の要素と相談しましょう。

天国確認後の即やめはありか

結論から言えば、ヘルメットにロゴがない状態であれば、1周期目(天国)を回さずに即やめするのも有効な戦略の一つです。

「おつかれ」はあくまで偶数設定確定であり、設定2であれば長期的に見て出玉を減らす展開も珍しくありません。そのため、「AT終了画面でヘルメットを確認→ロゴなし→即やめ」という立ち回りは、リスク回避として十分に機能します。

もし少し様子を見たい場合でも、1周期目(約80〜100G前後)まで回してATに当選しなければ、そこでスパッとやめるのがメリハリのある立ち回りです。深追いは禁物、という意識を強く持ちましょう。

設定2と高設定を見極める要素

「おつかれ(赤ランプ)」の確認で設定1を否定できたとしても、安心するのはまだ早いです。なぜなら、ホールで最も多く使われる偶数設定は「設定2」であり、設定2は機械割が低く、勝ちにくい設定だからです。

高設定(4以上)を掴んでいるのか、それとも設定2を打たされているのか。この重要な境界線を見極めるためには、おつかれ以外の要素を複合的にチェックしていく必要があります。

舟券の銀や金で設定4以上を絞り込む

通常時の50ゲーム到達時、およびその後100ゲーム刻み(150G、250G…)でサブ液晶に表示される「舟券」は、設定判別の決定打となり得る重要な要素です。

  • 銀の舟券(ホロ加工): 設定2・4・6濃厚
  • 金の舟券(ホロ加工): 設定4以上濃厚
  • 虹の舟券: 設定6濃厚

ここで注意したいのは、「銀の舟券」は「おつかれ」と同じく設定2の可能性があるということです。設定2を否定し、高設定を確信するためには「金の舟券」以上の出現が不可欠です。おつかれが出た台では、次の舟券チェックで金色が出るかどうかが、続行の是非を決める大きな分かれ目になります。

デフォルトセリフの偏りを分析

サブ液晶をタッチした際、波多野が発するデフォルトのセリフにも設定ごとの特徴があります。

  • 「この気配は!?」: 偶数設定(2・4・6)で出現しやすい(約60%)
  • 「落ち着くんだ憲二…」: 奇数設定、特に設定5で出現しやすい

「おつかれ」が出た時点で偶数設定は確定していますが、このデフォルトセリフの比率をチェックすることで、その挙動が正しいかを確認できます。もし「この気配は!?」が頻繁に出れば、偶数設定らしい挙動と言えます。

ただし、設定2、4、6の間ではこのセリフ比率に差がありません。あくまで「偶数挙動であることの再確認」に留め、この要素だけで高設定と決めつけないよう注意しましょう。

ライバルモード示唆を見逃さない

設定判別とは少し視点が異なりますが、高設定狙いをする上で「ライバルモード」の滞在を見逃さないことは非常に重要です。

  • サブ液晶のヘルメットが波多野以外: そのキャラのライバルモード濃厚
  • 青や黄色の舟券: ライバルモード滞在の可能性アップ

これらは設定そのものを示唆するわけではありませんが、ライバルモード滞在中はAT当選のチャンスや恩恵が増えるため、出玉を確保しながら判別を続けるための「粘る根拠」になります。

逆に、おつかれ(設定2以上)が出ている状況で、金の舟券も出ず、ライバルモードの示唆も全くないままハマりが続くようであれば、設定2のリスクを考慮して撤退を検討すべきでしょう。設定示唆(金・銀)とモード示唆(青・黄)の色味を混同しないよう、しっかり整理して覚えておくことが大切です。

モンキーターンの「おつかれ」示唆を活かす勝利への方程式

スマスロモンキーターンVにおいて、榎木の「おつかれ」というセリフと赤ランプの点灯は、設定1を否定し偶数設定である設定2・4・6を濃厚にする重要なサインです。しかし、これを高設定確定と早合点して無防備に打ち続けることは推奨できません。

なぜなら、ホールで頻繁に運用される機械割の低い設定2が含まれているため、状況次第では投資がかさむ展開を強いられるリスクが残っているからです。そのため、この示唆を確認した後は、さらなる高設定挙動やモードの良し悪しを冷静に見極める必要があります。

具体的には、より強い恩恵を示す「艇王」セリフや紫ランプの有無、設定4以上を約束する「金の舟券」の出現などが、設定2との大きな分かれ道となります。ヘルメットのロゴ有無によるモード判別も徹底し、天国や通常Bの期待が持てない場合は、設定2のリスクを考慮して潔く撤退することも立派な戦略です。

最終的に「おつかれ」は、設定1のリスクを排除したスタートラインに過ぎません。そこから粘るべきか否かは、ライバルモードの滞在やデフォルトセリフの偏りといった周辺要素を複合的に判断し、根拠のない深追いを避けることこそが、本機で安定した収支を残すための最短ルートと言えるでしょう。

目次